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新生児の検査について

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新生児聴覚スクリーニング検査

平成307月より、当院で産まれた入院中の赤ちゃんを対象に、新生児聴覚スクリーニング検査を開始しました。生まれつき聴覚に障害のある赤ちゃんは5001,000人に1人といわれています。難聴がより早く発見できれば、治療とトレーニングによって言葉の遅れを最小限に出来る赤ちゃんもいます。

自動聴性脳幹反応「AABR」

聴力の検査は簡単で、当院では生後2日目に行っています。眠っている赤ちゃんに小さな音を聞かせて、脳波を測定し判定する方法です。検査時間は10分程度で赤ちゃんには負担はかからず、安全な検査です。費用は5,000円で、横浜市に住民票がある方は、横浜市の補助を受けることができます。

ガスリー検査(新生児マススクリーニング)

赤ちゃんの先天性代謝異常の病気を見つけるための検査です。
当院では、生後5日目にかかとから採血を行い、検査用のろ紙にしみこませて検査センターに提出しています。
結果は検査センターから病院に報告があります。1か月健診の小児科外来で結果を確認してください。
 

オプショナルスクリーニング検査

新生児マス・スクリーニング対象疾患に含まれていない病気について、赤ちゃんにその病気の可能性があるかどうかを調べる検査です。日本で生まれてくる全ての赤ちゃんは、治療しないと命に係わる重い障がいが出る可能性のある先天性の病気について検査をします。これを新生児マス・スクリーニングといいますが、この検査は、厚生労働省などの指導の下で、各自治体が主体となり実施されている公的事業であり、対象疾患は先天代謝異常症を多く含む20疾患です。オプショナルスクリーニングは、新生児マス・スクリーニングの対象になっておらず、ご両親がオプションで選択できる有料の検査です。費用は10,000円です。

 

 

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