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脳神経内科

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診療科の特色

脳神経内科とは、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気を内科的に診療する科です。脳神経内科は西部病院開設以来常に存在する診療科であり、大学病院と地域中核病院の両者を併せ持ち、それらを最大限生かすべく医療の提供を心がけております。脳神経内科の名称は日本神経学会理事会での決定に因み標榜診療科の名称が神経内科から脳神経内科へ変更することになり、2019年4月より当科も脳神経内科への変更に至っています。
2020年のCOVID-19のクラスター発生時には長期間の診療縮小に伴い、近隣の先生方に多大なご迷惑、ご心配をおかけし申し訳ありませんでした。現在は、患者さまが安心して外来受診・入院ができるよう院内感染予防を徹底しております。ご迷惑をおかけする場合もありますが、今後も近隣の医療機関様や患者さまにより良い医療が提供できるよう心がけております。
診療体制
次のような専門医や資格を有した医師5名で診療にあたっています。
日本神経学会認定専門医4名(内指導医1名)
日本脳卒中学会認定専門医2名(内指導医1名)
日本内科学会総合内科専門医・指導医1名
日本内科学会認定医5名
日本老年医学会専門医・指導医1名
ボトックス講習・実技セミナー修了4名
日本脳卒中学会t-PA適正使用講習会受講者5名
日本老年医学会老年病専門医研修会修了者1名
施設認定
日本神経学会認定教育施設
日本脳卒中学会認定教育施設
一次脳卒中センター研修教育施設
得意分野

脳卒中

  • 脳神経外科、救命救急センターと連絡しながら対応し、脳卒中急性期に対応できるように、rt-PAの24時間対応(夜間、休日on call体制)、脳卒中pitch対応を行っています。
  • 他の診療科と連携し、全身管理、原因精査、病態に基づいた治療を行い、症状が安定している患者は、紹介元やかかりつけの医療機関に早期に逆紹介させて頂いております。
  • 四肢麻痺の後遺症例へのボトックス注射によるADL改善を図っており、お困りの患者様がいればご紹介ください。

神経変性疾患

  • Parkinson病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症、正常圧水頭症など様々な変性疾患を診察しています。脊髄小脳変性症へのTRH・リハビリ入院、筋萎縮性側索硬化症へのエダラボン投与など行ってます。
  • Parkinson病については、新規治療薬の積極的な早期導入、大学本院と連携したDBS、デュオドーパ®導入なども行っています。また、2020年9月よりParkinson病の教育入院を原 大祐医長主導で開始しており、リハビリテーション、栄養指導を含めたテーラーメード的な医療を提供しています。

神経免疫疾患

  • HTLV-1関連脊髄症、多発性硬化症、Guillain-Barré症候群、慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー、重症筋無力症などが主体です。近年、神経免疫分野の発展は著しく新規治療薬が続々と発売されています。2020年4月より、当科の大学主任教授に神経免疫分野を専門としている山野嘉久先生が就任しており、大学本院と連携し、患者さまのニーズに合わせ、最新の治療を含めたより適切な治療の提供を行っております。

その他

  • 頭痛、認知症、筋疾患、末梢神経疾患、てんかんなどについても、他の診療科と連携しながら対応しています。

 

以上のとおり脳卒中急性期から、変性疾患、免疫疾患、末梢神経疾患、筋疾患、機能性疾患などを、大学本院、他の診療科と連携しながら、common diseaseから希少疾患、超急性期から慢性疾患に至るまで多岐にわたる多彩な疾患を取り扱っています(図1)。次のような症状があり、紹介先が分からない場合でも遠慮なく当科にご紹介頂ければ幸いです。

外来受診について

受付時間:月〜土(土曜日は第2・4・5のみ)の8:30〜11:00
特記事項
紹介状のない初診患者さまの場合、紹介状を持参いただくよう外来窓口でお話させて頂くことがございますので、なるべく紹介状をご用意ください。初診患者さまでない場合、過去に当科の受診歴があっても診療等の予約がなく、6ヶ月以上受診頂いてない場合にも紹介状を用意ください。紹介状がなくても受診できますが、診療費の他に別途、選定療養費として料金(税込5,400円)が発生します。

外来担当医表

… 部長
… 医長
診療

時間
午前 午後
大島 淳 鹿島 悟
大島 淳 赤松 真志
原 大祐 貫井 咲希
鹿島 悟 貫井 咲希
赤松 真志 原 大祐
大島 淳

取り扱っている主な症状一覧

症状名
顔面・手足の脱力、麻痺、しびれ 手足の震え、勝手に動く
呂律障害 筋のやせ
めまい 痙攣
頭痛 物忘れ、意識障害
歩行障害、転びやすい

取り扱っている主な対象疾患一覧

疾患名
脳卒中 脳梗塞
Parkinson病 脊髄小脳変性症
筋萎縮性側索硬化症 多系統萎縮症
正常圧水頭症 HTLV-1関連脊髄症
多発性硬化症・視神経脊髄炎 慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー

取り扱っている主な検査一覧

検査名(適応疾患)
MIBG心筋シンチグラフィー、DATスキャン(Parkinson病、神経変性疾患)
SPECT検査(認知症)
反復刺激検査、エドロフォニウム試験(重症筋無力症)
Tap試験(正常圧水頭症含めた認知症)
神経生理検査:脳波、神経伝導検査、針筋電図、表面筋電図など

診療実績(2020年度)

外来

新規外来患者数 678人
外来患者延べ数 10,468人

入院

新規入院患者数 403人
入院患者延べ数 6,789人
平均在院日数 18.5日

症例数

脳血管障害 168例
神経変性疾患 97例
発作性・機能性疾患 50例
末梢神経障害 36例
自己免疫疾患 12例
脱髄性疾患 10例
筋疾患 9例
感染性疾患 8例
腫瘍性疾患 4例
代謝性疾患 4例
先天性疾患 2例

 

研究紹介

大学病院や他の附属病院と連携し、学会発表、論文作成も積極的に行っています。以下一部のみ記載します。

発表

  1. 大島 淳:脳梗塞の一次予防の重要性(横浜市脳卒中地域連携の会市民講座)
  2. 原大祐、 赤松真志、 水上平祐、 加藤文太、鈴木孝昭、大島淳:橋本脳症の加療中に薬剤性劇症肝炎を発症した65歳男性の一例(第37回日本神経治療学会学術集会)
  3. 赤松真志、原大祐、加藤文太、水上平祐、鈴木孝昭、大島淳:側頭葉てんかんで発症しステロイド療法が奏効した抗GAD抗体関連脳症の55歳女性例(第229回日本神経学会関東・甲信越地方会)

論文

  1. Hara D, Akamatsu M, Mizukami H, Kato B, Suzuki T, Oshima J, Akasu Y, Hasegawa Y. Opalski syndrome treated with intravenous recombinant tissue type plasminogen activator -Case Report and Review of Literature J Stroke Cerebrovasc Dis, 2020.
  2. Hara D, Akamatsu M, Mizukami H, Kato B, Suzuki T, Oshima J, Hasegawa Y. A Case of Subacute Combined Degeneration of Spinal Cord Diagnosed by Vitamin B12 Administration Lowering Methylmalonic Acid Case Reports in Neurology, 2020.
  3. 今井健, 大島淳, 長谷川泰弘:脳静脈血栓症を契機にバセドウ病と診断された1例(臨床神経学 2017年)
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