無痛分娩(ご希望の方はご相談ください)
当院では無痛分娩を今まで限られた症例のみに施行していましたが、今年度から一定の条件が整えばご希望の方に無痛分娩を提供する方針となりました。
対象は、
- 満期産
- 経産
- 平日・日中の計画分娩(陣痛促進剤・子宮頚管拡張器具などを使用)が可能な方
- 合併症など、医師の判断で回避すべきリスクがないこと
医師からの説明を十分理解しての同意が必要です。
その他の状況によってはできない可能性があります。
満期になる1か月前を目安に事前の予約、同意書の記入をお願いいたします。外来で担当医とご相談ください。
出産後の配偶者(パートナー)面会について
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院では感染対策を行いながら分娩後の配偶者(パートナー)面会を行っています。
帝王切開分娩後の配偶者(パートナー)面会も行っています。
面会にあたって
- 面会は配偶者(パートナー)のみ。分娩後面会者用症状確認シートをご持参ください。
- 来院時は必ず不織布マスク(ガーぜマスク、ウレタンマスクは不可)を着用し、手指消毒を行ってください。
- 面会時間は10分程度です。
- 2週間以内に新型コロナウイルス感染患者、濃厚接触者と接触した場合は面会をお断りします。
- 37.5度以上の発熱がある方の面会はお断りします。
- 咳・鼻汁・痰・強い倦怠感・息苦しさ・味覚障害・臭覚障害のいずれかがある場合は面会をお断りします。
- 分娩が重なった場合は、面会をお断りすることがありますのでご了承ください。
- 不明な点はスタッフにお問い合わせください。
- 面会に関しては、新型コロナウイルス感染症のフェーズに合わせ調整します。
お産セット
※Babyプラスアプリに詳細を掲載していますので、そちらをご参照下さい。
早期母子接触(STS)・帝王切開のSTS
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院では早期母子接触(Early skin to skin=STS)を実施しています。早期母子接触とは、生まれて間もない赤ちゃんを、お母さんの素肌に胸と胸を合わせるように抱っこし、温かい掛物をしてしばらく一緒に過ごすことです。一般的にカンガルーケアと呼ばれているものです。早期母子接触には、お母さんと赤ちゃんの心身の安定・赤ちゃんの免疫の獲得・オキシトシンというホルモンの影響で愛着形成が促され母乳育児が推進されるというメリットがあります。
当院では経腟分娩だけでなく帝王切開でも早期母子接触を行っています。出生直後の赤ちゃんの体の中ではお腹の中から出てきて産声を上げてから体の中の循環が切り替わります。また、自分で呼吸をするようになり、不安定で変化しやすい時期となっています。安全に過ごせるように早期母子接触中にはモニター装着を行いながら、助産師や看護師の見守りのもと過ごし方の説明を行います。生まれたての赤ちゃんとの貴重なお時間を過ごしていただけたらと思います。