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産婦人科

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診療科の特色

外来は地域中核病院として、産婦人科全般の診療を行っています。入院は神奈川県の指定する地域周産期母子医療センターを兼ねており、産科・婦人科併せてベッド数は約50床です。NICU(Neonatal Intensive Care Unit)と協力して横浜市内外をはじめ、県外をも含めた周産期救急や各種ハイリスク妊娠の対応を行っています。
出産は、原則として自然分娩を行っています。必要が生じた場合には医学的な処置を行っています。出生直後はカンガルーケア、完全母児同室、母乳栄養の推進などを通じて、新しい家族の物語のよりよきスタートをお手伝いしております。また、所定のクラスを受講され、十分ご理解を深められた夫の立ち会い分娩は24時間いつでも可能です。
合併症をお持ちの方は、総合病院の特色を生かして内科・外科など他科と連携して診療を行っています。胎児疾患については、必要があれば治療を行っています。

最新の取り組み紹介

産婦人科
2024.10.01
産後母子ケア「マリハウス」のご案内

 当院は「横浜市産後母子ケア事業」(ショートステイ・デイケア)の委託施設です。「母子デイケア(通い型)」と「母子ショートステイ(宿泊型)」があります。 「横浜市産後母子ケア事業」とは  当事業について、出産直後は心身ともに不安定になりやすい時期であるため、横浜市では産後に心身の不調がある方や育児に不安がある方を対象に、 … 続きを見る

産婦人科
2023.05.18
無痛分娩適応拡大のお知らせ

 当院では無痛分娩を今まで限られた症例のみに施行していましたが、今年度から一定の条件が整えばご希望の方に無痛分娩を提供する方針となりました。 対象は、 満期産 経産 平日・日中の計画分娩(陣痛促進剤・子宮頚管拡張器具などを使用)が可能な方 合併症など、医師の判断で回避すべきリスクがないこと 医師からの説明を十分理解して … 続きを見る

産婦人科
2021.08.24
横浜市内のみならず広く県内から年間約80例の母体搬送を受け入れ

 当院産婦人科は、横浜市大市民総合医療センター、神奈川県立こども医療センターと並ぶ横浜市の基幹施設です。横浜市内のみならず広く県内から、年間約80例の母体搬送を受け入れてきました。現在母体搬送の受け入れは妊娠24週からとしていますが、新生児科は超低出生体重児を含むハイリスク児に対応可能であり、一昨年は300g台の24週 … 続きを見る

外来受診について

土曜日は、妊婦健診は行っておりません。
平日にご来院されるよう、よろしくお願い申し上げます。

外来担当医表

… 部長
… センター長
… 医長

 

診療


時間
午前 午後
(初診/再診)
原田 賢
(吉川 純弥)

(産科)
森田 明里

【産褥外来】
【胎児精密超音波】
医員交代制
(初診)
飯田 智博(1,3,5週)
田村 みどり(2,4週)

(初診/再診)
森田 明里
(産科)
医員交代制
【コルポスコピー検査
医員交代制
(初診/再診)
田村 みどり
(森田 明里)

(産科)
原田 賢

【コルポスコピー検査
医員交代制

【子宮鏡外来】
(初診/再診)
吉川 純弥(11/7,28休)
(原田 賢)

(産科)
安藤 歩

【胎児精密超音波】
医員交代制
(初診/再診)
安藤 歩
(森田 明里)

(産科)
吉川 純弥

(第1・3週)
初診外来
〈休診〉

(第2・4・5週)
(初診/予約外)
医員交代制

 

主な対象疾患・治療法

不妊症・更年期

不妊症の診療は週3回の専門外来を行っています。比較的軽症の方に対応しており、体外受精、顕微受精などの治療をご希望の方は、川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院などをご紹介しています。
内分泌異常、更年期障害などのホルモン異常に関する一般的診療も可能です。

良性腫瘍

子宮筋腫や卵巣嚢腫などの良性腫瘍は、侵襲の小さな治療を目標としています。良性卵巣腫瘍に対する腹腔鏡下手術はもとより、子宮筋腫も専門外来(子宮鏡外来:予約制)などで可能と判断した場合には、腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術などを行っており、従来の開腹による手術も併せて最適の治療法の選択を行っています。

悪性腫瘍

各種婦人科悪性腫瘍のフォローアップならびに子宮頚部異形成・上皮内癌など初期病変の診断を兼ねたコルポ・腫瘍外来(予約制)を行っています。子宮頚部初期病変に関しては適応により、入院によるレーザー円錐切除術を行います。その他の婦人科悪性腫瘍に対しては、専門の病院(川崎市の聖マリアンナ医科大学病院、神奈川県立がんセンター病院など)をご紹介する場合があります。

子宮脱について

子宮脱に関してはペッサリーを用いた保存的治療法、または手術で対応しています。当院では侵襲の高い手術方法を採用しており、後期高齢者や合併症のある方には積極的に手術療法を進めていないため、侵襲の少ない最新の手術式をご希望の方は、専門施設に紹介いたします。

取り扱い症例・治療成績等

 取り扱い症例(年度実績) 2021年 2022年 2023年
新外来患者数 948人 961人 983人
外来患者延数 11,956人 11,434人 11,284人
新入院患者数 604人 554人 577人
入院患者延数 5,434人 5,082人 4,582人
平均在院日数 7.9日 8.2日 6.9日

年間分娩数は350件前後、帝王切開率は30%台です。婦人科疾患に対する手術は年間150件前後あり、内視鏡手術は60-90件前後です。

地域医療連携について

・当院では、現在、分娩数の制限などは行っておりません。
当院で出産を考えている患者さんは胎児心拍が確認されてからご紹介ください。
・当院には神経精神科の病棟がないため、専門病棟の入院が必要な可能性のある神経精神疾患合併の方は、初診時より他院へご紹介しております。

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