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小児科

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診療科の特色

こども憲章(※1)を遵守し、こどもの権利を守り、健康状態を保持・増進する医療を目指すと同時にご家族の相談相手として診療にあたるように努めます。
地域中核病院そして大学附属病院として、小児のあらゆる急性疾患への対応ならびに腫瘍性疾患を除いた慢性疾患の診断・治療を行っています。
3次救命救急病院に指定されており、365日24時間重症患者さんを常勤小児科医が診療に当たります。横浜市の2次救急輪番病院への参加も行っています。
横浜市学校心臓検診の二次指定医療機関ならびに横浜市学校腎臓病検診の三次検診指定医療機関として診療をしております。
血友病、VWD等の類縁疾患の診断・治療に関しては、対象は小児だけではなく成人も含みますが、後者の場合は関連診療各科と連携を取りながら診療をしています。平成30年より血友病ブロック拠点病院(全国15施設の一つ)として、血友病地域中核病院、診療連携施設と医療連携を図り、さらなる治療の向上を目指します。
入院施設に関しては、一般小児は「こどもセンター」、新生児は「周産期センター新生児部門」となります。
日本小児科学会の小児科専門医研修施設で、数多くの研修医が専門医を取得しています。また、大学の 教育機関として初期臨床研修医およびstudent doctorの臨床研修·実習の指導を行っています。

外来受診について

受付時間:月~土(土曜日は第2・4・5のみ)の8:30~11:00
専門外来
全て予約制で、日程は以下の通りです。
月曜日:周産期外来・一か月健診(午後)
火曜日:心臓外来(午後)・神経外来(午後)・乳児検診(午後)・心理相談(午前・午後)
水曜日:周産期外来(午後)・発達テスト(午前・午後)
木曜日:内分泌外来(午後)・腎臓外来(第2・第4週午後)・神経外来(午後)・心理相談(午前・午後)
金曜日:血栓・止血外来(午後)・予防接種(午後)
土曜日:遺伝外来(奇数月の第2週午前)・発達テスト(第2・4・5週午前)

各専門外来は各々当科の専門医、聖マリアンナ医科大学病院及び川崎市立多摩病院の専門医が担当しております。

外来担当医表

… 部長
… 副部長
… 医長
診療


時間
午前 午後

大串 健一郎
梅沢 陽太郎

【親と子の心理相談】
白井 千代

【周産期外来】
医員交代制

【1か月健診】

【親と子の心理相談】
白井 千代

山下 敦己
医員交代制
岡本 航

【心理相談】
松澤 嘉子

【心臓外来】
中野 茉莉恵
医員交代制

【神経外来】
橋本 修二
【乳児健診】

【心理相談】
松澤 嘉子

小澤 南
橋本 修二

【心理相談】
松澤 嘉子
【発達テスト】
白井 千代

【周産期外来】
笹本 優佳
医員交代制(1,3週)

【心理相談】
松澤 嘉子
【発達テスト】
白井 千代

大串 健一郎
梅沢 陽太郎

【心理相談】
松澤 嘉子(12/19休)

【内分泌外来】
大串 健一郎
曽根田 瞬

【神経外来】
橋本 修二
【心理相談】
松澤 嘉子(12/19休)
勝田 友博
山下 敦己(12/13休)

【発達テスト】
白井 千代(12/20休)

【予防接種】
勝田 友博

【血栓止血外来】
山下 敦己
梅沢 陽太郎
瀧 正志(12/13休)
【シナジス外来】

【発達テスト】
白井 千代


(第1・3週)
初診外来
〈初診外来〉

(第2・4・5週)
〈通常診療〉

 

取り扱い症例数・治療成績等

取り扱い症例(年度実績) 2021年 2022年 2023年
新外来患者数 1,451人 2,051人 1,766人
外来患者延数 11,332人 12,942人 12,250人
新入院患者数 632人 718人 677人
入院患者延数 4,270人 4,641人 4,639人
平均在院日数 5.8日 5.4日 5.9日

地域医療連携について

1.退院された患者さん、外来で治療方針が決定された患者さんは、かかりつけ医の受診を勧め、病診連携を心掛けています。
2.横浜市西部地区の小児医療に興味を持たれる小児科、小児外科、内科、皮膚科、耳鼻咽喉科等の病院あるいは医院の先生方と小児医療連携セミナーを年1回開催し、小児医療の質の向上と地域医療連携の推進をはかっています。
3.子育てに関わる市民の皆様を対象に「こころ」と「からだ」の健康をテーマとした市民公開講座「横浜市西部地区こども健康フォーラム」を年1回開催しています。

こどもセンターの特徴

小児の入院病棟は「こどもセンター」として、小児内科を中心に小児外科、 耳鼻咽喉科、眼科、脳外科、整形外科、皮膚科、形成外科などが、従来の診療科の枠を超えて、 各科の専門性に加えてチーム医療を行うことにより質の高い診療を目指しています。
原則的には完全看護を実施しお子様だけの入院ですが、希望される場合は保護者の付き添いも考慮しています。
入院患者の学習室を備えています。プレイルームを完備し、専任の保育士を中心にやボランティアの協力も得て、こどもの成長発達に見合った保育を実施しています。音楽会、夏祭り、クリスマス会、餅つき大会なども開催し、こどもに優しい病棟になるよう努めております。
周産期センター新生児部門で長期入院の赤ちゃんのスムーズな在宅治療に向けた退院直前の短期間入院の病棟としても機能します。
横浜市の在宅重症心身障害児のメディカルショートステイの協力機関病院としても活動しています。

周産期センター新生児部門の特徴

地域周産期母子医療センター、また日本周産期・新生児医学会の基幹施設として、地域の赤ちゃんたちのため日々診療を行っております。新生児の治療施設(NICU, GCU)には、早産児、呼吸障害、新生児外科疾患等さまざまな理由で入院されます。そのうち約3分の1は、他施設で出生された赤ちゃんです。
当院は、今では広く行われている「カンガルーケア」を、1995年にわが国で初めて導入した施設です。単に新生児疾患の治療を行う場ではなく、赤ちゃんが育つ場と考えております。赤ちゃんとご家族の大切な時間を、医師・看護師のみならず、薬剤師・心理士・理学療法士等、多職種でサポートしております。
新生児部門の医師は、NICU, GCUでの診療の他にも、ハイリスク分娩の立会いや、母性病棟の母子同室で過ごされている赤ちゃんたちの回診も行っています。また、当院は母乳育児を推進しており、その素晴らしさを皆様にお伝えすると共に、お母さま方からの赤ちゃんや母乳に関するご質問にも、できるだけわかり易くお答えできるようにしています。赤ちゃん退院後の1ヶ月健診、適時電話でのご相談や、ご希望がある場合は2週間健診も行い、 退院後の母乳育児がスムーズにできるように支援しています。

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