聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院では開院当初から配偶者(パートナー)の立ち会い分娩を行っています。
立ち会いの条件
以下の条件のどれか一つでも満たしていない場合は、ご来院いただいても、病院の判断でお断りする場合があります。
- 配偶者(パートナー)であること(原則としてそれ以外のご家族は認めていません)
- 1週間以内に風邪症状(37.5℃以上の発熱、咳、のどの痛み、鼻汁、頭痛、強い倦怠感、息苦しさなど)のいずれもないこと
- 院内では不織布マスクを常時着用(ガーゼマスク、ウレタンマスクは不可)していること
立ち会い開始のタイミングと注意点について
- しっかりとした陣痛が来て、分娩が進んできたタイミングでスタッフから産婦さんへお伝えしますので、産婦さんご自身からご家族へ連絡していただいてからの立ち会いとなります。それまでは、自宅待機をお願いします。急速に分娩が進行した場合は、出産に間に合わない可能性もありますがご了承ください。
- 分娩が重なり十分な感染対策をとることが困難と判断した場合は、立ち会い分娩をお断りさせて頂くことがあります。
- 病棟へ到着しましたら、廊下のインターホンを押してください。インターホンを押しても応答のない時には、病棟に電話045-366-1111(代表)してください。
- 産婦さん、赤ちゃんの接触、分娩後の写真撮影・動画撮影は可能です。
- 撮影時には、他の患者さんや職員の個人情報が写らないようにご配慮願います。
- 分娩終了後、2時間以内を目安にご退室をお願い致します。
※今後のコロナ感染の状況により、立ち合いの対応を変更させていただくこともあります。
※最新の情報はBabyプラスアプリでお知らせします。
ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
注意事項
- 立ち会い分娩を希望される方は、Babyプラスアプリで「ハッピーバースクラス」の内容を動画配信しておりますので、そちらをご視聴ください。(動画内容は更新していきます)
- 立ち会いは配偶者(パートナー)のみとさせていただきます。
- 入院時、「夫立ち会い同意書」及び、ご本人、配偶者共に『バースプラン』の提出が必要です。
Q&A
Q:配偶者立ち会い分娩をしたいのですが、どんな役割がありますか?
A:立ち会い分娩の第一の目的は、産婦さんの精神的サポートです。産婦さんがリラックスできるよう気を配り、望むことをしてあげて下さい。産婦さんは、「お産はどんな風に進むのだろう?」「陣痛はどれくらい痛いの?」などの不安、緊張、恐怖でいっぱいになります。そんな時に、医師や助産師に聞きたいことを代わりに伝えたり、陣痛が強くなってきたら腰や背中をさすってあげたりすると気持ちが落ち着き、痛みが和らぎます。苦しんでいる産婦さんの前で眠ってしまったり、スマホに夢中になるなど、自分の都合を優先した行動をとらないように注意して下さい。