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症例紹介
ホーム 症例紹介 乳癌
消化器・一般外科(乳腺・内分泌外科)

乳癌

乳腺診療

近年、日本においても乳癌の罹患率が増加しており、女性の癌死亡数の第1位となっています。また、乳癌における検診、診断方法、治療、患者サポートなど幅広い分野において急速に進歩しています。当院では、乳腺疾患担当医師がより専門的な診断、治療を行っております。

外科診療

乳腺専門の初診外来は毎週木曜日午前です。多くの患者さまが来院されるために、2名で担当しております。

画像検査

当院ではマンモグラフィ、超音波(エコー)により検査を行います。マンモグラフィ検診精度管理中央委員会により認定された施設であり、認定資格を持った技師、医師が多く所属しております。読影は基本的に検診マンモグラフィ読影資格を持った放射線科医師と乳腺外科医師によるダブルチェックを基本としています。超音波(エコー)は専門の技師により精度の高い検査を心がけております。精密検査の結果で乳癌と診断された方にはCT検査を行っています。3D-CT画像により腫瘍の大きさ、形態、浸潤度、腋窩リンパ節転移の状況について把握し、MRI検査を併用して腫瘍の広がり診断を併用し、より詳細な腫瘍の情報を得て治療計画を立てています。すべての画像診断結果は2009年3月よりPACSにより外来、病棟、手術室においてすぐに確認が可能となり、より高度な診断が可能となりました。

エラストグラフィ検査

2007年11月よりエラストグラフィ検査が可能なエコーを外科外来に設置し、乳腺腫瘍に対する補助診断として用いています。エラストグラフィ検査はエコー検査により腫瘍の硬さを計測することにより診断することが可能です。

病理検査

精密検査では穿刺吸引細胞診、針生検を積極的に施行して診断しています。検査の精度を高めるために当院では約10年前より、細胞診、組織診検査を行う場合は病院病理部のスタッフとともに施行しています。また昨年度より、採取された細胞をその場ですぐに簡易染色(Diff-Quik法)し、細胞が確実に採取されているか確認を行っています。この方法により判定不能率は10%以下にすることが可能となり、精度の高い検査を実施し患者さまの負担を減らしています。


細胞診検査の様子

手術

Evidence-Based Medicine(EBM)に基づいた手術を行っています。2008年の年間手術症例は原発性乳癌が約80例、良性乳腺疾患(外来生検を含む)約20例でした。原発性乳癌の約60%に乳房温存療法を行っており、2004年よりRI法と色素法を用いたセンチネルリンパ節生検を併用しています。年々手術件数が増加しており、病理専門医と多くのスタッフの協力のもと迅速診断を併用した精度の高い手術を行っています。また、低侵襲な手術を行うことにより在院日数の短縮にも努力しています。

外来化学療法

毎週火曜日と木曜日の午前、午後に完全予約制です。現在毎月延べ90件以上の治療が行われています。術後補助療法については2年に一度開催されるSt.Gallenコンセンサス会議で提唱されるrisk分類を中心に、ASCOやNCCN、日本乳癌学会の診療ガイドラインに記載された内容を参考にしたEBMに基づいた治療方法を用いています。最近は術前化学療法も積極的に行い乳房温存術の施行されるケースも増加しています。基本は外来通院としています。外来の化学療法専用スペースで行われ、常に2名の担当看護師が皆さんの治療に対応し、専任の薬剤師により抗癌剤の調剤および治療薬の詳細な説明を行います。4台のリクライニングシートと4台のベッドがあり、音楽が流れる心の落ち着く環境の中で治療が受けられます。

化学療法中の副作用に対する対応を綿密に行うために、「からだのチェックシート」を皆さんに記載いただき、スタッフが情報をまとめて皆さんの具体的な副作用に対して細かく対応できるように努力しています。

カンファレンス

毎週月曜日の夕方に外科医師と放射線科医師、超音波技師を含めた術前カンファレンスを行っています。また不定期ですが放射線技師、病院病理技師による術後症例カンファレンスを開催して部署を越えたチーム医療を行っています。

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