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放射線科

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診療科の特色

1.院外からの紹介患者の画像検査・診断
CT・MRI・核医学検査については、地域医療連携の一環として院外の先生より紹介された患者さんの画像検査とその報告書作成を行っています。依頼を受ける検査数は毎年増えてきております。画像診断部に電話で検査予約をしていただき、検査終了後、画像をCD-Rに記録し、画像診断報告書とともに郵送いたします。
注)ただし、核医学に関しては、負荷心筋シンチ、小児の患者さんには対応できておりません。まず各診療科にご相談ください。
2.画像診断
CT・MRIに関しては、最適な検査になるように撮像プロトコルの中から撮像法を放射線科医が指示しています。CTはキャノン社製320列/64列MDCTが2台導入されています。320列CTは2018年9月に導入された最高位機種であり、被曝を従来よりも明らかに低減させながら画質の向上が得られており、種々の高度な撮像を行うことができます。撮像後は放射線技師がワークステーションを用い3D画像の作成を行い、放射線科医や臨床科医師に画像を提供しています。MRIはフィリップス社製1.5T、3T装置2台です(1.5T装置は2017年10月に更新、3T装置は2019年1月に更新)。いずれもフルデジタル装置であり、1.5T装置でも3Tとそれほど遜色のない画像を得られており、いずれの装置でも良好な画質と高度な検査を可能にしています。頭部・整形外科領域・乳腺・心臓MRI等あらゆる検査に対応可能です。
核医学検査はシーメンス社製ガンマカメラ1台で通常の核医学検査はすべて対応可能です。
これらの画像検査に関しては、放射線科医が画像診断報告書を作成しています。また、マンモグラフィや読影依頼された単純撮影に対しても報告書作成を行っています。
超音波検査に関しては、画像診断部の超音波認定技師らベテランが質の高い検査を提供しています。Bモード・ドップラー検査まで幅広い領域の検査に当たっています。
3.インターベンショナルラジオロジー(IVR)
各診療科の患者さんに対して対応しています。該当する患者さんがいらっしゃれば、各診療科にご相談ください。なお、具体的には下記の主な対象疾患や取り扱い症例数を参照ください。
(1)血管系IVR:外傷患者(骨盤骨折・腹部臓器損傷)、産科的出血、喀血、手術後の出血に対する緊急時塞栓による止血術や、透析シャントPTA、副腎静脈サンプリング、IVCフィルター留置術なども、必要時施行しています。
(2)非血管系IVR:CTガイド下肺生検等の生検手技にも対応しています。
※なお、当院は日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関、日本IVR学会専門医修練施設、日本核医学会専門医教育病院です。
施設認定
日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
日本IVR学会専門医修練施設
日本核医学会専門医教育病院

主な対象疾患・治療法

IVR(各診療科の患者さんに対して対応)

肝細胞癌、腎腫瘍、CVポート留置、緊急塞栓術、(外傷・産科的出血・喀血等)、透析シャントPTA、末梢血管PTA、IVCフィルター留置術、急性胆嚢炎・化膿性胆管炎、膿瘍、腸管閉塞、副腎静脈・甲状腺静脈サンプリング、CTガイド下生検(肺・縦隔等)

核医学(各診療科の患者さんに対して対応)

バセドウ病ヨード内服療法、甲状腺癌全摘後ヨードアブレーション、去勢抵抗性前立腺癌による多発骨転移(ゾーフィゴ)

地域医療連携への取組み

1.CT・MRI・核医学検査について、院外の先生より紹介された患者さんの画像検査とその報告書作成を行っています。

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