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腎臓ケア・サポートセンター

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部門の特色

《透析業務について》
 従来通りの業務としては、血液透析導入・近隣の透析専門施設への紹介、腹膜透析導入・腹膜透析外来管理、また、他施設で通院透析中の患者さんが当院入院中の透析管理に対応しています。特殊病態に対しては、各科医師と連携し治療方針を決定後、適切な血液浄化療法(血液透析・腹膜透析・血液濾過・血液濾過透析・血漿交換・免疫吸着・LDLアフェレーシス・エンドキシン吸着、血球成分除去療法など)を実施しています。透析ベッド数は13床で、透析専門医・腎臓病療養指導士を初めとする専門スタッフも在籍しています。アクセス外来では、定期的なブラッドアクセスの評価を行い必要に応じてシャントPTAを行っています。

《腎臓ケア・サポートセンターとしての新しい業務について》
 これまで腎不全診療においては、eGFRの数値変化に合わせ、地域の内科系クリニック様⇒当院腎臓・高血圧内科(および透析療法部)⇒透析クリニック様といったように適切な医療機関へスムーズに転医していくような地域医療連携が進められてきました。しかしその一方で、いざ透析となった際にサルコペニア・フレイル、低栄養などの栄養障害を呈しており、「元気な透析患者さん」にはほど遠い方も多く目にするようになりました。「腎不全診療が本当に患者さんの幸せに繋がっているのか」という自問を胸に、KiCSはこれまでの腎機能をベースとした地域連携モデルは踏襲しつつ、①地域の内科系クリニック⇔KiCS、②当院腎臓・高血圧内科⇔KiCS、③近隣の透析クリニック⇔KiCSというように、腎機能の数値変化だけにとらわれないシームレスな地域連携モデルの構築を目指しております。
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