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循環器内科

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診療科の特色

循環器疾患は多岐にわたり、患者さんのお困りの症状や病態も様々です。西部病院循環器内科では、ほぼ全ての循環器疾患を網羅し、検査・治療が行える設備を携えております。具体的には、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患、不整脈、心不全、弁膜症、心筋症などの心臓病全般、並びに大動脈解離や肺塞栓症などの血管疾患などが対象となります。必要に応じて、当院の心臓血管外科とも連携を取り、患者さんのそれぞれの病態に応じた治療を行っております。循環器疾患の管理を通して、近隣のクリニックの先生方とも連携を取りながら、患者さんのQuality of Life (生活の質)の向上を目指した診療を行ってまいります。
急性心筋梗塞をはじめとする、緊急処置を必要とする患者さんに対しては24時間体制で対応させていただいております。心不全や心筋梗塞に対しての心臓リハビリテーションや運動療法も積極的に行っております。また、2016年からは心不全患者さんを対象とした心不全教室を定期的に開催し、医師のみでなく多職種での心不全管理を目指しております。更には、以前は当院では対応できていなかった、不整脈に対してのカテーテル治療(カテーテルアブレーション)も2015年から開始となり、2017年4月からは不整脈専門医研修施設認定を受けております。これまで通算約550例以上のアブレーションを実施し、植え込み型除細動器(ICD)、心不全に対してのペースメーカー治療である両心室ペーシング(CRT)植え込みにも対応可能となっており、不整脈や心不全でお困りの患者さんに対してもより良い治療が提供できる環境となっております。
尚、当施設は日本循環器学会認定循環器専門医研修施設、日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設、ICD/CRT植え込み認定施設、日本心血管インターベンション治療学会専門医研修施設認定として認定を受けております。
施設認定
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設
ICD/CRT植え込み認定施設

外来受診について

受付時間:月~土(土曜日は第2・4・5のみ)の8:30〜11:00
ご案内
紹介状をお持ちの方は特に予約は不要ですので、11時までに紹介状をお持ちになり受付を行ってください。

外来担当医表

… 部長
… センター長
… 医長
診療


時間
午前 午後
松田 央郎

【初診外来】
古藤 弾

小林 芳邦

【デバイス外来】
松田 央郎

水野 幸一

【初診外来】
水越 慶

山﨑 浩史
水野 幸一
水越 慶
三上 大志(2週)
村松 和樹

【初診外来】
野田 和里

松田 央郎

(第1・3週)
初診外来
〈初診外来〉

(第2・4・5週)
〈通常診療〉

 

主な対象疾患

循環器疾患全般を対象としています。具体的には狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患、不整脈、心不全、弁膜症、心筋症などの心臓病全般、並びに大動脈解離や肺塞栓症などの血管疾患などが対象となります。

当院で行っている検査、治療

外来で施行可能な検査

心電図検査、心臓超音波検査(経胸壁、経食道)、心肺運動負荷試験、24時間ホルター心電図検査、心臓核医学検査、冠動脈CT、心臓MRI検査、心臓リハビリテーション

入院で行っている検査、治療とおよその入院期間

  1. 心臓カテーテル検査
    冠動脈造影、右心カテーテル検査、心筋生検、心臓電気生理学的検査
    検査のみであれば入院期間は2泊3日です。
  2. 心臓カテーテル治療
    ・冠動脈インターベンション(PCI):狭心症、心筋梗塞に対するカテーテル治療 2泊3日
    ・カテーテルアブレーション:不整脈に対するカテーテル治療
    心房細動に対してのアブレーションでは3泊から4泊。
    心房細動以外のアブレーションでは2泊が目安となります。
  3. 心臓デバイス植え込み
    ・ペースメーカー 5泊前後
    ・植え込み型除細動器(ICD)、両心室ペースメーカー(CRT)5泊前後
    ・植え込み型心電計(ICM) 1泊
    入院期間は、患者さんの状態により異なります。

取り扱い症例数・治療成績等

 取り扱い症例(年度実績) 2021年 2022年 2023年
新外来患者数 1,231人 1,351人 1,503人
外来患者延数 16,605人 16,695人 18,272人
新入院患者数 964人 982人 1,094人
入院患者延数 8,647人 8,488人 10,605人
平均在院日数 7.5日 7.4日 8.4日

地域医療連携について

当院では近隣の先生方と協力をしながら患者さんのトータルケアを目指しております。より良い地域医療連携の為に、当科では定期的に近隣のクリニックの先生方をお招きして、循環器ラウンドテーブルを開催し、トピックとなる話題の提供や症例検討を行っております。気軽に活発な意見交換ができる場になれば幸いと考えております。また、定期的なラウンドテーブルに代わり、活発な意見交換が可能な会合の提供を本年度から企画しております。開催にあたっては皆様にも周知させていただきます。

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