2月に入り、寒さも厳しい日が続きますね。
さて、今年度の教育研修も終盤に入り、各研修ではこれまでの看護実践や取り組みを振り返り、学びをまとめ、共有する季節がやってきました。
新人基礎技術研修Part３ ～摂食・嚥下～
Part1「採血」、part２「移乗移送」と進めてきた基礎技術研修も今回で最終となりました。これまでも行ってきた食事介助ですが、改めて解剖生理や嚥下機能の観察ポイントを学び、患者役の体験を通して、安楽かつ安全に食事を楽しむことができる環境や関わりを振り返りました。「むせ込みやすい患者さんの観察点や介助の仕方を理解することができた」「食事がしやすい姿勢の保持を再認識したため、日々のケアに活かしていきたい」等の研修後の声を聞くことができました。
高齢者看護研修 ～活動報告会～
超高齢社会を迎え、高齢者看護の重要性がより一層高まっている中、当院でも高齢者・認知症看護の実践力を高めるために、年間通しての研修を行ってきました。高齢患者の身体的・精神的特徴を理解し、「その人にとってよい看護とは何か」を考え、それぞれがテーマを持って取り組みました。発表会はハイブリットで開催され、多くのスタッフが看護観を共有し、よりよい高齢者看護の提供を目指すと決めた日になりました。