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Message 加藤 文太 先生

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Interview Message
神経救急を肌で学んだ経験はやがて大きな財産に
指導医
脳神経内科(令和2年3月まで在籍)

加藤 文太 先生

一にも二にもとにかく経験!それが最良の勉強法であり最大の武器!
初期臨床研修で得た経験は色濃く生き続けます
西部病院での脳神経内科研修の大きな特長として神経救急の診療があります。当院は急性期病院ということで意識状態の悪い患者さんが多く搬送されてきます。そんな神経救急の患者さんを多く診る経験ができるのは、3次救急病院での研修ならではです。
実際に見て、聞いて、肌で感じなければ身につけられないもの、それが“経験”です。特に救急の現場では神経診察が診断根拠を得るための重要な手段であることが身をもって実感できると思います。初期臨床研修の段階で神経救急診療の現場を経験できることは、その後の医師人生において大きな財産になると自らの経験から確信しています。
例えば脳卒中の患者さんが搬送されてきた場合、西部病院では救命救急、脳神経外科、脳神経内科の3つの科が連携をとり治療にあたります。情報を共有しそれぞれの意見をすり合わせることで、短時間で最善の治療を探ることもできるのです。このような連携を経験することも、その後の医師としての幅が大きく変わってきます。
そのような切迫した状況下では、もちろん最初から何かできるわけではありません。超急性期脳卒中の患者さんが搬送されてきた時などは、研修医に話しができるのはすべての処置が終わった最後になります。しかしその一連の流れの中にいること自体が、一番の勉強なのです。とにかくその場を見て、覚えて、できることが少しずつ増えてきて、現場で得た経験は何ものにも代えがたい糧となり医師としてもグングン成長!できます。救急の病気を診るのは医師の基本。その経験は10年後、15年後になっても色濃く生き続けます。
一方的に“教える”ではなくコミュニケーションを大切に
現在、西部病院の脳神経内科ドクターは6名と多めです。患者さんと向き合う現場だけでなく研修医が発表するCPC等のサポートにも携わりますので、役割も分担しその時その時で研修医をケアできる態勢を整えています。
“指導医”という名前ではありますが、一方的に教えるというスタンスではうまくいかないな、と思う部分は多々あります。なので、一方的に“理解させる”じゃなくまずは研修医を“理解する”ことを私は心掛けています。朝に顔を合わせ顔色や表情を見て疲れているようならば話を聞いて、研修医が窮屈に感じない環境づくりにつとめています。
私が言うのもなんですが、脳神経内科って敬遠されがちな科なんですね(笑)なかなか数値として現れない部分が多いというか、分かりにくいというか。脳波、神経伝導検査、針筋電図といった電気生理学的検査も理解する必要があります。頭で考えると難しいのですが、病気も結局パターンなので、それは経験を積めば習得できることです。脳も神経もとなると要は全身。他の科でも必要になってくる知識が豊富に習得できるで、敬遠せずにぜひ飛び込んできてもらいたいですね。
西部病院は、神経救急含め幅広くなんでも経験できる病院です。脳神経内科研修でもぜひ多くの知識・経験を習得し、医師としての幅を広げてください。
みなさまへメッセージ
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