患者さんに対しても医師同士も、コミュニケーションが何より大事!
アカデミックな研修が、将来への自信に
腎臓・高血圧内科は、他科に比べ患者さんと長くかかわるケースの多い診療科です。特に慢性腎臓病はまだまだ完治することがなく、患者さんは病気と長く付き合っていく必要があります。定期的、長期的に患者さんに寄り添っていく中で、心を開きやすい関係、何でも話しやすい関係を築けることが重要視されており、これは腎臓・高血圧内科の大きな特徴かもしれませんね。
実際の研修内容としては、診察の仕方や輸液のレクチャー、入院症例、透析・腎生検などのカンファレンスを行い、治療方針を決定しており、研修医の皆さんからは大変勉強になるとの声をいただいております。これまでの治療が正しかったかどうかという点も含めて振り返る症例検討会では研修医の皆さんにも積極的にディスカッションに加わっていただき、受け持った患者さんで興味深い症例があった場合には、内科学会地方会で発表していただく機会も設けております。
このように、初期研修という早い段階からアカデミックな分野へ目を向けることで、その後の後期研修への大きな自信にもつながります。