メニュー閉じる

代謝・内分泌内科

ホーム 診療科 代謝・内分泌内科

診療科の特色

日本内分泌学会認定教育施設、日本糖尿病学会認定教育施設であり、内分泌疾患と糖尿病、高脂血症、肥満を中心に診療しています。
内分泌疾患では豊富な診療経験を生かして、二次性高血圧、症候性肥満の早期発見、悪性腫瘍(副腎癌、褐色細胞腫、神経内分泌癌)の精査、加療に精力的に取り組んでいます。また現在、厚生労働省研究班(副腎ホルモン産生異常症、多発性内分泌腺腫症)班員、内分泌学会臨床重要課題検討委員会委員(原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、副腎皮質機能低下症)を務め、最新の医療情報提供とそれを反映した診療の実施を心がけております。また、バセドウ病に対するアイソトープ治療も行っております。
糖尿病、代謝疾患については血糖、脂質の正常化にとどまらず、各専門分野の専門医、糖尿病専門療養指導士の資格を有した看護師、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカー等と緊密な連携を図り、治療効果の持続、関連合併症の早期発見、早期治療に努めております。連続血糖測定器やフラッシュグルコースモニタリングによる血糖日内変動評価、インスリン持続皮下注入療法、Sensor Augmented Pump(SAP)療法も積極的に行っております。入院患者が対象となる糖尿病教室では、各職種の専門スタッフが指導致します。

外来受診について

受付時間:月~土(土曜日は第2・4・5のみ)の8:30~11:00
ご案内
初診の方は、地域医療機関(かかりつけ医等)からの「紹介状」を持参下さい。
セカンドオピニオンも診療情報提供書、検査データが必要です。

外来担当医表

… 部長
診療

時間
午前 午後
方波見 卓行
月山 秀一
方波見 卓行
常見 真吾
酒井 健輔
窪田 珠理
三原 祥平

 

症例紹介

代謝・内分泌内科
2021.01.21
副腎皮質癌

副腎皮質癌とは 人口100万人あたり、0.5~2.0名程度と比較的まれな疾患ですが、近年では健康診断などの画像検査で偶発的に見つけられる頻度が増加しています。一般的に、非機能性の副腎皮質癌では発見が遅れ、より高いステージで見つかることが少なくありません。 症状 副腎皮質から産生されるホルモン異常に伴う症状と、大きな腫瘍 … 続きを見る

代謝・内分泌内科
2021.01.21
バセドウ病

バセドウ病とは 自身の細胞を刺激してしまうタンパク質/自己抗体により甲状腺の細胞の増殖と甲状腺ホルモン合成が亢進する臓器特異的な自己免疫疾患です。甲状腺とは首の前方、喉仏の下に位置する内分泌腺です。甲状腺ホルモンは発達・分化や、代謝、ホメオスタシスの維持といった多彩で重要な効果をもたらします。バセドウ病では通常、甲状腺 … 続きを見る

代謝・内分泌内科
2021.01.21
原発性アルドステロン症

原発性アルドステロン症とは アルドステロンとは腎臓の上部にある副腎という臓器から分泌されるホルモンで、ミネラル/電解質の調整を行い、血圧や体液量の調節を行っています。原発性アルドステロン症は、このアルドステロンが過剰に分泌する病気です。結果、高血圧と低カリウム血症をきたします。ここ最近ではスクリーニングの普及により、診 … 続きを見る

代謝・内分泌内科
2021.01.21
糖尿病

糖尿病とは “糖”はからだにとって貴重な栄養素ですが、血液の中にたくさん溜まってしまうと、血管にダメージを与えます。 糖尿病とは“インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群”と定義されています。“インスリン”とは血糖値を下げる唯一のホルモンと言われ、膵臓のβ細胞という場所から分泌されます。この“イン … 続きを見る

取り扱い症例数・治療成績等

 取り扱い症例(年度実績) 2021年 2022年 2023年
新外来患者数 968人 1,010人 1,065人
外来患者延数 17,882人 18,308人 17,591人
新入院患者数 518人 509人 463人
入院患者延数 6,519人 6,549人 6,390人
平均在院日数 10.8日 11.2日 11.6日

地域医療連携について

1. 悪性腫瘍を含む難治・稀少内分泌疾患、コントロールに難渋する1型糖尿病など、専門性の高い診療を必要とする代謝・内分泌疾患を含め診療を行っております。
2. ここ2年間の紹介率は約98%、逆紹介率は約130%で、ご紹介頂きました患者さん、病状の安定した患者さんには地域の先生方での加療、経過観察を積極的にお勧めしております。
3. ご紹介、ご依頼には迅速に対応致しますので、お気軽にご一報ください。
4. 先天性代謝・内分泌疾患の成人例(トランジション)も拝見致します。

TOP