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臨床研修センター便りUP

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2018.03.29

基幹型初期臨床研修病院 3年を経過して

日頃より研修医へのご指導を頂き感謝を申し上げます。
西部病院が基幹型の初期臨床研修病院となって3年が経過しようとしています。基幹型になって最初に研修された天野先生と藤田先生は、それぞれ消化器・一般外科と腎臓高血圧内科に入局され活躍中です。現在基幹型研修医は8名(2年目:飯島先生・薩田先生・長坂先生、1年目:赤須先生・大森先生・岡野先生・佐藤先生・高橋先生)となり、2年目の先生は診療科を選択し始めたようです。1年目の先生は臨床現場に慣れて日々奮闘中です。これも先生方のご指導の賜物です。

平成30年度基幹型初期研修医募集に際し、今年度2回にわたり当院で説明会を行い本学12名(6年生)と他学3名(5年生)の見学者が訪れました。当院でのBSLの印象がよかったことが、本学の学生が説明会に出席した理由の1つのようです。より多くの学生が、西部病院で初期臨床研修を希望するためにも、BSLのご指導にもご尽力を頂けば幸いです。

また、11月の平成30年度基幹型初期臨床研修のマッチング結果では、定員5名に対して本学5名の学生がマッチングし、あとは卒業試験と医師国家試験の合格を残すのみとなりました。さらに、平成31年度の初期臨床研修プログラムより、近隣の基幹型初期臨床研修病院との交流が活性化します。当院の基幹型初期臨床研修医が近隣の基幹型初期臨床研修病院での研修や、近隣の基幹型初期臨床研修病院の研修医が当院で研修を行う、双方向性の交流が可能となります。これまで以上の有意義な研修生活になることを期待しています。現在までに、横浜旭中央病院、聖隷横浜病院、戸塚共立第一病院が協力型の初期臨床研修病院となりました。

最後に、臨床研修センターでは、より質の高い基幹型初期臨床研修病院となるために、JCEP(NPO法人卒後臨床研修評価機構)の取得を目指して準備を行います。これにより、当院の研修における過不足を顕在化させ、全国水準の良質な環境でのハイレベルな研修が行えるようになることが期待されます。はじめてのことであり、みなさまのお力添えを頂くことはあるかと思いますが、何卒よろしくお願い致します。以上が、今回の報告となりますが、いずれにおいても現場での臨床医・指導医の先生方・すべての病院職員のご協力なくはできないものばかりです。西部病院全員で研修の先生を育てて頂きたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

(臨床研修センター 採用・広報・渉外部会 脳神経外科 副部長 中村歩希)