プログラムの変更について
日頃より研修医へのご指導を頂き感謝を申し上げます。
新年度を迎えて、当院基幹型研修医が合計10人と増えました。
第112回医師国家試験に合格した1年目研修医(小松先生・澤邊先生・鹿野先生・白先生・竹本先生)5人が入職し、各科へのローテーションがはじまります。各科の人事異動と重なり大変なことと思いますが、よろしくお願いします。
平成29年度に入職した5人(赤須先生・大森先生・岡野先生・佐藤先生・高橋先生)は2年目を迎え、現在まで順調に研修を進んでいます。2年目に更なる飛躍を期待しています。
さらに、基幹型研修医10人以外に、今年度は協力型他病院からの研修医のローテーションが予定されていますので、日常診療でお忙しいとは思いますが、引き続きのご指導のほどよろしくお願いします。
さて、当センターでは、昨年度から今までの臨床プログラムについて見直しを進めてまいりました。
そのなかで、研修医にプライマリケアの基本的診療能力が身につけられているか、医療人としての必要な基本姿勢・態度がみにつけられるかどうかを検証してきました。これには、今までの各科ローテーション以外に、横断的研修が必要と考えられます。
そのため、今年度は試験的に運用面での臨床プログラムの変更を行い、来年度(平成31年度)からはプログラム変更を決め、今年4月に厚生労働省に提出しました。
今年度の運用面での変更点は、以下の通りです。
1)臨床検査の研修
2)外来研修(各ローテーションの際にポートフォリオの提出を必修へ)
3)総合診療研修
4)チーム医療へ参加
5)360度評価 指導医以外からの評価を行います。指導者の方よろしくお願いします。
6)各診療科での目標到達度確認をローテーション中にお願いします。
7)初期臨床研修到達目標の達成度確認を6ヶ月毎に行います。
8)病院全体の検討会の実施を増やしていきます。ご参加のほどよろしくお願いします。
9)診療記録の評価
10)診察法のスキルアップ(特殊な診察法の修得、眼底評価や鼓膜所見など)
運用にあたりご不明なところは臨床研修センターにご連絡を頂ければと思います。
<31年度プログラム予定>
新しく外科系・産婦人科・小児科を1ヶ月ずつ必修となります。
(臨床研修センター 採用・広報・渉外部会長 脳神経外科 副部長 中村歩希)