村橋先生
三次救急は、救急患者の『最後の砦』です。他院で受け入れられない患者さんに、どういった治療を施せば良いのかをスピード感を持って対応する現場は貴重な経験になりました。手技については、さまざまな機会が設けられていますし、先生から『今日はこの診療をするけれど、研修に来られますか?』と声もかけて頂けます。当直は日によって急患の状況も変わるので、毎回辛いというわけではないです。
福村先生
三次救急は、診療科に分かれているわけではないので、さまざまな症例に立ち会えたことはすごく良かったと思っています。本院と比較すると、研修医の数が限られているので、手技を経験できる機会が多くありがたかったです。また、先生以外にNP(診療看護師)さんもいらっしゃるので、双方から学ぶことができました。当直については、症状の急変や事故で、不規則な時間に起きて対応するため、学生時代に夜中まで働いた経験が無かったので、本来であれば寝ている時間に対応することに慣れるまで大変でした。
青山先生
三次救急については、重症患者と帰宅できる方との判断を瞬時に行う研修として勉強になったと思います。その一方で、病棟については、総合的な知識が求められるため、研修医が全てを理解するのは難しかったですが、経験させてもらえる場面が多かったことは良かったです。当直は、寝られないことが辛かったです。
佐々木先生
三次救急については、重症患者が運びこまれたときにスピード感をもって治療する経験が、とても勉強になりました。病棟については、研修医に合わせた患者さんを担当できるように振り分けられるので、一番勉強になったと思います。当直は大変ですが、翌日はほぼ帰宅できるので、当直明けは気分が良く、僕は当直も嫌いではないです。