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整形外科

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷、尺骨突き上げ症候群

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷、尺骨突き上げ症候群

手関節の小指側(尺側)には三角線維軟骨複合体という構造物が存在します。 外傷や年齢による変化で損傷が起こることで、手首を捻る動作や小指側に曲げる動作で手関節の小指側に痛みがでることがあります。通常、手首を動かさないときには痛みはありません。単純レントゲン検査やMRI検査を行い診断します。7割程度は保存療法で軽快すると言われています。保存療法はサポーター、装具を利用し局所安静を行います。また、ステロイド注射も行うこともあります。保存療法で3か月以上経過しても改善がない場合、手関節の不安定性が高度な場合は手術療法を検討します。状態によって修復術や部分切除術、骨切り術を行います。麻酔は全身麻酔で行い、2泊3日入院となります。術後は2~4週程度の外固定が必要です。

尺骨突き上げ症候群、TFCC損傷に対する尺骨短縮骨切り術

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