主な対象疾患・治療法
1)肺癌:肺癌の紹介させていただきます。
2)気管支喘息:最新のガイドラインにのっとって治療を行います。軽症から吸入ステロイド薬を用い、副作用が最も少ない方法を選択します。重症患者さんでは分子標的治療薬を積極的に行います。また大学病院と連携してサーモプラスティー(温熱療法)を行う事も可能です。
3)COPD:ガイドラインに乗っ取って気管支拡張薬を用いて治療します。それ以外に理学療法、栄養療法などを大切にし、患者様の生活の室をあげるための治療を行います。
4)肺炎などの感染症:軽症、中等症の肺炎については外来における抗菌薬治療が中心となりますが、患者さんの状態が悪い場合には入院して治療を受けていただきます。抗菌薬が肺炎の原因となっている菌と会っているかどうかを判断する事が非常に重要となるため、詳しい検査を繰り返します。高齢者の誤嚥性肺炎に関しては、地域の先生方の治療が患者さんにより会っている場合もあるため地域の先生方とご相談をしながら対応します。肺炎で入院した後は、肺炎が改善しても全身状態が低下する事があるため、早期にリハビリ病院をご紹介して、呼吸リハビリテーションにより患者様の状態が早く良くなる方法を選びます。
5)間質性肺炎:原因が明らかな肺炎は原因に対する治療をおこない、更にステロイド薬などに寄る治療を患者さんに会わせて行います。原因がはっきりしない特発性肺線維症は、抗線維化薬を中心とした治療を行います。
6)いずれの治療も高額の費用がかかる事があります。公的補助についてご説明を行い、利用していただける公的制度を受けられるようにいたします。