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心臓血管センター

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部門の特色

外来診療は、循環器内科および心臓血管外科で行っています。心臓血管センターへの入院は、外来から直接ご入院いただく場合と救命救急センターを受診し入院後に心臓血管センターに移っていただく場合があります。当センターの特色は、救急車で来院された患者さんの対応をする救命救急センター、心臓血管疾患の診断および治療を行う場である画像診断・治療部、入院加療後の早期社会復帰を図るリハビリテーション部、生理検査や血液尿検査等を担当する臨床検査部、心臓血管外科手術に対応する手術部、医療機器を取扱うクリニカルエンジニア(CE)部、入院中の栄養指導および管理を行う栄養部、さらに治療に必要なお薬の管理を行う薬剤部、そして外来および病棟、治療現場に配属された看護部など院内各部門との協力と連携の上、病院全体で患者さんのより早い疾病からの回復、社会復帰を目指していることです。また、当センターは、日本循環器学会認定研修施設および心臓血管外科専門医認定機構関連施設であり、学生および若い医師を育てる教育機関としての認定を受け、広く心臓血管疾患の診断、治療に精通した医師、看護師を育成しております。
施設認定
・日本内科学会認定医制度研修施設
・日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
・日本胸部外科学会関連施設
・心臓血管外科専門医認定機構関連施設
・心疾患リハビリテーション施設
・不整脈専門医研修施設
・日本心血管インターベンション治療学会研修施設

取り扱い症例(症例数・治療成績)

心臓血管センターに入院される患者さんでもっとも多いのは、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患で約60%です。この疾患は冠動脈の血流低下によって心臓の筋肉に酸素や栄養が不足して生じます。冠動脈疾患が疑われたら、心臓の出口付近までカテーテルという細い管を進めて冠動脈の血流状態を診断し、必要な方には小さな風船(バルーン)や筒状の網目(ステント)を使って、高度な狭窄や完全閉塞している冠動脈の血流を改善します。こうした心臓カテーテル検査は年間約500件、冠動脈カテーテル治療は約200~250件です。さらに、重症な冠動脈疾患の方には心臓血管外科によってバイパス治療を行います。 心臓血管外科の手術は冠動脈バイパス術、弁膜症、動脈瘤や末梢血管などの手術を含め年間150~200件です。一方、徐脈性不整脈の患者さんに対する恒久型ペースメーカーが約80件です。2015年度より開始した不整脈患者さんに対するカテーテルアブレーション治療は約100件であり、致死性不整脈に対する植込み型除細動器や重症心不全に対する両心室ペーシング治療にも対応しております。こうした内科治療、外科治療ともに他施設と遜色のない治療実績を収めています。そして、心筋梗塞や心不全の方の心臓リハビリテーションは理学療養士の協力により延べ約7000件実施されております。

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